
冷え性で良いことなんか何にもないですよね!
冷え性は、肩こり、肥満、体調不良、不活発、不妊、流産、ガン、脳血管疾患、心疾患、高血圧などの、さまざまな病気の温床になります。
その末端冷え性を、たった1日で、誰でも簡単に改善する方法をご紹介します。
- 末端冷え性(症)とは?
- 末端冷え性の原因
- 末端冷え性の改善方法
- 末端冷え性を1日で改善する方法
末端冷え性(症)とは
「末端冷え性」とは、身体が温まっているのに、手足(末端)が冷えている症状が、日常的かつ継続的に起こっている状態のことです。いつも手足が冷たい人っていますよね!手袋や靴下を欠かすことができず、人に触れるのもためらってしまいます。そんな症状の方を「末端冷え性」と呼んでいます。
冷え性の原因
末端冷え性の原因は「血行不良」です。身体を温めても末端が冷えているのは、手足の毛細血管の血行不良です。その原因は筋力不足、筋肉の減少、血管の老化、動脈硬化、生活習慣、運動不足です。
筋肉は伸縮によって、補助ポンプの働きをします。運動で血流がアップするのはこのためです!また筋肉は、糖や脂肪を熱に変えます。そのため筋肉量の少ない女性や高齢者に末端冷え性が多いのです。
さらに血行不良の隠れ原因が「血管の老化」や「動脈硬化」です。ポンプの役割をする血管には、伸縮する柔軟性が大切です。その血管が硬くなることで、ポンプ機能が低下して血流が悪くなります。
冷え性の改善方法
冷え性の原因の解消が、一般的な末端冷え性の改善方法になります。主なものは次の通りです。
- 【運動】筋トレや有酸素運動による筋力向上と血流アップ
- 【体操】手足の体操などによる末端血流のアップ
- 【ツボ押】ツボの指圧による血のめぐりの促進
- 【食べ物】体を温める食事や血管の老化を予防する食べ物
- 【漢方薬】漢方薬による体の温め効果や体質改善
- 【病院の治療】冷え性外来ではアドバイスと漢方薬の処方が中心
冷え性の改善方法は、根気と生活スタイルの変化が必要です。それがなかなか継続は難しいという方は、次の方法を試してみては如何ですか?
末端冷え性を1日で改善する方法!
「末端冷え性」を簡単に改善する方法を2つご紹介します。どちらも飲食のみの簡単なもので、即効性も期待できます。1つは特殊な「生姜/ショウガ」を活用して体の芯から温める方法です。
もう1つは血管の柔軟性を高め伸縮性を改善、また毛細血管と細胞の間にある細胞間物質を活性化する「ファイバープロテイン」の活用です。継続することで、即効性と体質改善の両方が期待できます。
一瞬で身体を温める「ウルトラ蒸し生姜」とは?
生姜は身体を温めることで知られていますが、普通の生姜は、身体を冷やすことを知っています?
生姜には「ジンゲロール」と「ショウガオール」という2つの温め成分があります。ジンゲロールは、手足の毛細血管を広げて末端の血流を良くします。しかし30分ほどで身体の芯が冷えてきます。これは血流が皮膚に集中したことで、身体深部の血流が不足したことによります。
一方ショウガオールは、胃腸を刺激して体の芯から温めてくれます。そのためジンゲロールとショウガオールのバランスが良い「ウルトラ蒸し生姜」の日常使いが、冷え性改善の特効薬になります。
「ウルトラ蒸し生姜」の効果は10倍!
生やチューブの生姜には、ジンゲロールが多く含まれています。そのため身体は一時的には温まりますが(皮膚温度)、その後に身体を冷やすことになります。
そこで生姜を蒸して乾燥させる「ウルトラ蒸し生姜」にすることで、ジンゲロールがショウガオールに変化して、身体を芯から温めるとともに末梢血管を広げて冷え性を改善してくれるのです。
生とウルトラ蒸し生姜のショウガオール含有量は、10倍も違いが出てきます。正にウルトラですね!
「ウルトラ蒸し生姜」の作り方と使い方!
作り方は至って簡単です。作り方は下に示しますが、それでも面倒という方は、蒸し生姜の粉末がWEBで販売されていますので、ご検討ください。
「ウルトラ蒸し生姜」の作り方!
- 生の生姜を洗います
- 1~2㎜程度に皮ごとスライスします。(スライサーを使うと便利です)
- 鍋などでスライス生姜を30分ほど蒸しあげます。(重ならないように)
- 乾燥させます。(天日干しは1日、室内干しは風通しを考慮して1週間)
- お好みで粉末にします。(ミルやすり鉢で粉末にすると使いやすいです)
「ウルトラ蒸し生姜」の使い方!
スライスの場合は、煮物、炊き込みご飯、紅茶などにお使いください。使いやすい粉末にした場合は、さまざまな料理や飲み物にお使いいただけます。 1回に1~4gを1日3~5回ほどで効果が実感できると思います。
「ファイバープロテイン」で血管年齢を若々しく!
ファイバープロテインとは、繊維状のタンパク質のことでコラーゲンの一種でもあります。コラーゲンもいろんな種類があるので、ここではファイバープロテインとしています。
血流をアップする血管の伸縮性
血管は血液を全身に送るポンプの役割をしています。そのポンプ力は、血管の伸縮性が担っています。つまり血管の伸縮性が高いと、より末端まで血液が届けられることになります。
血管の伸縮性はファイバープロテインだった!
ファイバープロテインの最大の役割は、伸縮性や弾力性にあります。若い血管とは、血流量にあわせて伸縮する血管のことです。伸縮性が弱いと血流量の変化に対応できず、血圧が上昇したり、末端まで血液が届かなかったりします。その血管内壁の90%はファイバープロテインなのです。
血管を若々しくするファイバープロテインとは
コラーゲンの一種であるファイバープロテインは、ストレスや活性酸素などで硬く(老化架橋)なります。一度硬くなると元には戻りません。そのためコラーゲンの代謝をあげる方法がとられます。
コラーゲンの代謝を上げる方法は栄養療法で行います。コラーゲンは食事でとると、脂質が多く消化に時間がかかるため、サプリメントがおすすめです。基本はⅠ型コラーゲンとⅢ型コラーゲンを含むものをチョイスしてください。
さらに体内でコラーゲンを再合成するビタミンC、代謝をサポートするビタミンB類なども重要な栄養です。特にビタミンCが不足すると、コラーゲンをいくらとっても再合成はできません。ビタミンCは疲れやストレス、喫煙や寝不足でも大量消費しますので注意してください。
まとめ
末端冷え性は、さまざまな病気の原因になります。いろいろな改善方法がありますが、どれも継続が大変です。そこで簡単で手軽に改善できる「ウルトラ蒸し生姜」と「ファイバープロテイン」の活用法があります。