自律神経失調症!完治のための完全ガイド!

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自律神経失調症
  • 自律神経失調症とは?
  • 自律神経失調症の種類と症状
  • 自律神経失調症の治療と種類
  • 自律神経失調症の改善と予防
  • まとめ

  

自律神経失調症とは?

身体の自動調整機能が自律神経です。私たちの身体は、気温の変化、精神的ストレス、紫外線やウィルスなどの外からの攻撃など、様々な刺激から身体の状態を一定に保とうとします。(恒常性維持機能/ホメオスタシス)

この一定に保つ機能が自律神経です。血管を収縮。拡張したり、心臓を動かしたり、体温を調整したり、ホルモンを分泌したりして、体中の器官の調整を、意識に関わらず行うのです。

自律神経は、2つの神経群から成り立っています。交感神経と副交感神経です。

交感神経は、自動車で例えるとアクセルの役目で、血圧を高めたり、体温を上げたり、興奮させたりする神経です。副交感神経は、自動車のブレーキと同じ働きで、交感神経の動きを抑制して、血圧や体温を下げたり、リラックスさせたりする神経です。

自律神経失調症とは、この交換神経と副交換神経のバランスが崩れ、それにより様々な症状が出ることです。特に男性よりも女性のほうが2倍多いのも特徴です。これは女性がホルモンの状態に敏感で、バランスを崩しやすいことによるとされています。

自律神経失調症の種類と症状

 自律神経失調症は、4つに分けられます。それによって対応が変わります。

本態製型自律神経失調症

体質的に自律神経失調症になりやすい人がいます。全体の10%以下ですが、通常の治療や予防法が効かないタイプです。

自律神経機能が繊細で、神経が過敏であったり、交感神経と副交感神経のスイッチの入れ替えが上手くできなかったりするのです。原因は、まだ明確にされていませんが、先天性の低血圧、虚弱体質、アレルギー体質の方に多く見られます。

主に先天的が多いため、子供でもストレスもないのに発症することがあります。また後天性でもこの分類に入る場合もあります。特に冷え性の方、乗り物酔いをしやすい方、汗っかきで体温調整が上手くできない方、月経痛のひどい方などもなりやすいとされています。

神経症型自律神経失調症

体調不良や身体の変化敏感な人に起こりやすい傾向があります。1つのことに過敏になりすぎて、自律神経のバランスを崩してしまうのです。

身体的な影響が少ない場合は「神経症」、影響が多い場合を「自律神経失調症」と診断されることが多いのです。性格として1つのことに固執・執着したり、些細なことを引きずり不安がったりと、何事も気にしすぎたり、他人に依存しすぎたりする人が多いです。

神経症型自律神経失調症の主な症状は

  • 身体的症状:口の渇きやほてり、頭痛や手足のしびれ、
  • 精神的症状:イライラ感や不安感
  • その他症状:記憶力や集中力の低下

心身症型自律神経失調症

ストレスが原因で起こる自律神経失調症で、心身症の1つとされています。自律神経機能に異常があれば「器質性心身症」、異常がなければ「機能性心身症」という診断名がつきます。心身症とは病名ではなく、診断名(症状)です。

仕事のストレス、人間関係のストレスなどを、自分の中に溜め込む方に多く見られ、頑張り過ぎてしまう、理想が高すぎる、完璧を求めすぎる、几帳面な人、周囲に流されやすい傾向にあります。

心身症型自律神経失調症の主な症状

不眠やめまい、頭痛や肩こりなど(個人によって症状の重さはそれぞれ)

抑うつ型自律神経失調症

ストレスと抱え込みすぎて引き起こされる、抑うつ症状がある自律神経失調症です。抑うつ症状とは、思考・気力・意欲などの精神機能の低下で、うつ病との違いは、身体症状が多く見られるということです。

うつ病との判断は難しく、後々精神疾患の症状が現れて「うつ病」と診断されることもあります。その他、更年期障害や認知症との症状とも似ており、診断を難しくさせています。

いずれにせよ、抑うつ型自律神経失調症を放置しておくと、うつ病に進行することもあるので注意が必要です。

 

自律神経失調症の治療と種類

主に対処的な薬物療法が行われます。しかし精神薬が多いため副作用が強く、長く継続するには問題もあります。薬物療法だけに頼らず、生活習慣の見直し、身体面からのアプローチ、精神面からのアプローチ、サプリメントの活用なども取り入れることが大切です。

薬物療法

抗うつ剤、睡眠導入剤、抗不安剤、自律神経調整剤などの精神薬を、対処療法的に使用します。そのため激しい副作用が起こることもあります。副作用としては口の渇き、便秘、嘔吐、倦怠感、脱力感、さらには、薬物によりホルモンの自己調整力を失い、症状を悪化・長期化させるケースもあります。

そのため、薬物の使用は限定的にして、代替療法や予防医学を中心にされることをおすすめします。

理学療法

主に東洋医学的な療法で、鍼灸や指圧、整体やマッサージ、温熱療法などを活用して、リラックスすることで自律神経失調症が緩和することがあります。

心理療法

自律神経失調症の多くの原因はストレスです。仕事のストレス、人間関係のストレス、将来に対する不安などが上げられます。この自律神経失調症の原因自体を、軽減しようとするのが心理療法です。

カウンセリングで、ストレスの原因を心理的に整理したり、訓練で自分の心の均衡を図る方法を身につけたりすることで、症状を緩和または完治させることができます。

その他

お灸や漢方薬などの東洋医学的な療法も有効とされています。 さらにヨガなども大変効果があります。

自律神経失調症の改善と予防

 予防には「薬物療法」以外の治療法も大変有効です。ここでは、その他のものをご紹介します。

生活習慣の見直し

まず大前提になるのが、生活習慣の見直しではないでしょうか?ある意味もっとも大変かもしれませんが、自律神経失調症はその中に原因がありますから、ここを改善しなくては、治療も予防も効果がありません。

自律神経失調症が進行すると、うつ病などの精神疾患になり、通常生活ができなくなる可能性もありますので、軽度のうちに原因自体を軽減することが大切です。  

運動療法

身体を動かすことで、ストレスを発散するとともに、血流量があがりホルモンの分泌を正常に近づけてくれます。激しい運動はかえってストレスになりますので、散歩や楽しめる運動、軽い運動が効果的です。

1日10~20分程度の運動を、無理なく毎日続けられるのが理想です。  

音楽療法

音により、脳波がどう変わるのか?脳内ホルモンの分泌はどう変わるのか?などが研究され、症状にあわせた適切な音楽を提供してくれます。

音楽療法は耳慣れないかもしれませんが、欧米ではすでに確立されています。日本では、医大にそのカリキュラムが少ないことと、専門の医師が少ないことで普及していません。

しかし誰しもが経験則で、その効果を実感しているのではないでしょうか?

気分が落ち込みやすい音楽、元気が出てくる音楽、昔を思い出す音楽、など音楽や歌には様々な精神作用があります。そのような音楽をかけてみるのも、いいキッカケになるかもしれません。 

サプリメント療法

自律神経失調症において、サプリメントに期待するのは次の3つです。

  1. 心の安定、体の安定
  2. 自律神経の親である視床下部の活性
  3. 神経伝達物質のバランスのとれた分泌

この3つを可能にするには「レシチン」をおいて、他にはないでしょう。

「自律神経失調症が3日で改善したスーパーフード」

つまり、対処療法と根治療法を同時に行うということです。その他には、セロトニンなどの安定物質の分泌を促すものや、ギャバやイチョウ、DHAやEPAなどの脳機能を高めるものもありますが、3つをカバーするには至りません。

品質の高いレシチンでしたら、早い方で2~3日、遅い方でも3~4週間ほどで反応が現れると思われます。期間の違いは、体質にもよりますが、症状がある期間が長いほど、改善する時間もかかる傾向にあります。5以上症状が続いている方は、数ヶ月単位で考えたほうがいいでしょう。 

レシチンについて詳しくお知りになりたい方は、レシチン大辞典の「レシチンとは?」をご覧下さい。

 まとめ

自律神経失調症の改善と予防は、大きく4つに分けることができます。

1、ストレスを受けづらい環境に変える

職場環境や仕事内容、人間関係など、何がストレスになっているのか、じっくり分析してみてください。答えは必ずあります。「生活習慣の見直し

2、ストレスに強い柔軟な身体を整える

 同じストレスの環境にあっても、ストレスを感じる人と感じない人がいます。これは生まれながらの個人差もあるのですが、経験を増やすことや物事の捉え方をチェンジすることで、ストレスを受けづらくすることができます。「心理療法

3、ストレスを発散しやすい環境をつくる

ストレスは溜め込むことで、自分自身が壊れてしまいます。ストレスを吐き出す習慣を身につけることで、ストレスからのダメージを軽減することができます。 「理学療法」「東洋医学的な施術」「運動療法やヨガ」「音楽療法」「サプリメント療法

4、ストレスを消化しやすい体質にする

どうしても吐き出しきれないストレスは、自分の中で消化するしかありません。これは性格と経験則が関わってきますので、もっとも難しい方法かもしれません。しかし経験を重ねることで、少しづつでも確実に、ストレスに強い体質になっていきます。他の方法と組み合わせることで、スピードアップすることは可能です。

 

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